気管支炎になりました。辛い症状が少し和らいだ・楽になった対処法のメモ

こんにちは:)

閲覧いただきありがとうございます。

冬は空気が乾燥する季節ですが、皆さん風邪とか大丈夫ですか?

気管支炎になりました

私は11月の上旬に、

『風邪 → からの → 気管支炎』

コースを人生初体験しました。
(できれば体験したくなかったのですが…笑)

本日の記事前半では、気管支炎の症状や、かかった病院、処方されたお薬について綴っています。

記事の後半では、症状を和らげる対処法を実践してみて、肉体的・精神的にちょっと楽になったな~と個人的に感じたものをいくつかメモとして書きました。
(ネットで調べた対処法です)

治るまでだいたい二週間くらいでしたが苦しくてしんどかったので…気管支炎でお困りの方に、何かひとつでもお役に立てる情報があれば幸いです:)

それでは 風邪?気管支炎?病院で何科にかかったかの話

はじめは風邪だったみたいです

風邪からの気管支炎

最初の症状は、鼻水や喉の痛み、微熱だったので風邪かな~と思っていました。

一週間くらいして鼻水や微熱はおさまったのですが、その後、痰と激しい咳に悩まされ…夜も眠れずゴホンゴホン、ゲホンゲホン、という状態になってしまいました。

イメージとしては肺の奥やお腹の底から絞り出すような深い咳で、喉の奥も痛かったですし、思うように呼吸ができない時もあったりして辛かったです。

おやおや?いつもの風邪とは違う?病院行きたいけど何科だろう?

気管支炎で肩こりに

咳って結構体の力を使うんですね…咳のしすぎで肩や背中ががちがちにこわばり、肋骨や脇腹も痛くなりました。
(おそらく筋肉痛だと思います)

そんなこんなであっという間にヨレヨレになり「こりゃたまらん」、と病院へ行くことにしたのですが、

  • 「風邪っぽかったから、内科かな?でも、熱はもう下がったしな~」
  • 「喉の痛みがちょっと残ってるから、耳鼻咽喉科とか?」
  • 「何でこんなに咳が出るんだろう~肺とか呼吸系が悪いのかなあ」

ということで何科にいけば良いのだろう…?と少し悩みました。

気管支炎の時、何科にかかったか

大きな総合病院はたくさんの診療科目があるので、

「とりあえず内科で症状を診ていただいて、もし他の科での診察が必要ならそちらにまわしてもらえば良いかな?」

と思ったのですが、自宅から離れたところにあるためサッと行けず…。

気管支炎の時、何科にかかったか

もう少し近所で診てもらえるところはないかしら、とネットで調べたところ、呼吸器内科のある個人開業の診療所があるのを知り、そちらへ伺うことにしました。

一番しんどい症状が咳だったので、「こちらのクリニックなら…!」と、すがる気持ちでヨタヨタゲホゲホ向かいました。

少々おおげさな文章ですが(笑)、その時は本当に苦しかったのです…。

診断:気管支炎 処方されたお薬

そしてお医者様に診ていただき、
「風邪のあとに、気管が炎症をおこしてしまっている状態ですね」と、気管支炎との診断を受け、こちらのお薬を処方してもらいました。

気管支炎になったとき処方してもらったお薬

左:三種(朝昼晩 食後に一錠ずつ)

  • トラネキサム酸錠…アレルギー、のどの痛み、炎症を抑える薬
  • カルボシステイン錠…痰の切れを良くする薬
  • コルドリン錠…咳を鎮める薬

右:一種(朝晩 食後に一錠)

  • トニール錠…気管支を広げて呼吸を楽にする薬

全部で7日間分いただきました。

普段、病院やお薬のお世話になることが滅多にないので、
「女性の方ですとお薬が効き過ぎちゃって、副作用で手が震えることがごく稀にあります」
という説明を聞いたときはヒェッとビビりましたが(笑)、私は大丈夫でした。

初めて行くクリニックだったので緊張しましたが、物腰の柔らかい先生で説明も丁寧にしてくださってありがたかったです。

気管支炎:お薬の効果を実感するまで

気管支炎のお薬を飲んでみて

お薬飲みはじめの数日は全く症状が改善せず、しょっちゅうグェッホ!ゲホッゲホゲホ!となり、「治るまでまだまだ時間かかるんだろうか…」としょんぼりした時もありましたが、5日目あたりから咳をする回数が減ってきました。

やっぱり、症状や体質によって個人差があるのでしょうね。

「強いお薬もありますが、まずは今回のお薬で様子を見てください」と、先生も仰っていました。

そして一週間分のお薬を飲み終えてからはどうだったかと言うと、まだ多少咳や喉の奥から胸にかけて気道にチリチリした感じは残りましたが、なるべく無理をしない生活を心がけていたら治りました。

おかげで夜も少しずつ眠れるようになり、本当にホッとしたし嬉しかったです。

(睡眠を取って体を休めて免疫力をアップしたいのに、咳で眠れず寝不足で…って、ものすごく悪循環だったな〜と思います)

それでは、気管支炎が良くなるまでの間、しんどい症状を少しでも楽にできないか…といろいろ試してみて、個人的に良かったものをご紹介したいと思います。

気管支炎の症状が少し楽になった対処法1:のど飴をなめる

気管支炎の症状が少し楽になった対処法:のど飴

私は普段の生活であまり飴をなめる習慣がないのですが、「 そういえば、母は咳が出た時によく飴をなめていたな〜」と思い出し、スーパーで袋入りの飴を購入してみました。

これが思っていた以上に効果を感じられ、気道がじんわりと潤って良かったです。

チクチクとささくれだった気道の表面を、滑らかに整えてくれるような感覚でした。

外出先で咳き込むのはなるべく避けたいので、出かける時はのど飴をたくさん持ち歩いてなめるようにしていました。

電車とかでも手軽にできるこの対処法(予防法)に、だいぶ助けてもらいました。

気管支炎の症状が少し楽になった対処法2:加湿

気管支炎の症状が少し楽になった対処法:加湿

乾燥した空気もやはり刺激になるようで、部屋の湿度計が40~50%を下回ってくると咳き込みがひどくなりました。

モワモワ蒸気が出る電気の加湿器を使うのがあまり好きではないので、洗面器にお湯をはって加湿をすることにしました。

(話がそれますが、洗面器は野田琺瑯のものでお気に入りアイテムです)

機械の加湿器と比べると頼りないかもしれませんが、たとえ洗面器加湿でもした方が体への負担が軽減されたように思います。
(湿度計の値にも変化が見られました)

あと、濡らしたタオルをハンガーにかけたりもしました。

気管支炎の症状が少し楽になった対処法3:アロマオイル

気管支炎の症状が少し楽になった対処法:アロマオイル

アロマランプにラベンダーオイルを2〜3滴たらし、香りを鼻からゆっくり吸い込むと気道がスーッとして空気の通りが良くなるような気がしました。

イガイガを鎮静してくれる感じで咳も落ち着きますし、ラベンダーの香りで精神的にもリラックスできて良かったです。

夜、お布団に入る前におこなっていました。

(アロマランプは、だいぶ前に無印良品で購入したものです。
ディフューザーとは違ってミストは出ませんが、電球であたためられた精油の香りがふわ〜っとゆるやかに広がります。
すりガラス仕様で、間接照明としても使用しています)

気管支炎の症状が少し楽になった対処法4:白湯+はちみつ

気管支炎の症状が少し楽になった対処法:白湯+はちみつ

お湯にはちみつを溶かしたものを飲むと、喉が潤ってチクチク・イガイガを多少抑えることができました。

また、喉の奥があたたまって呼吸がしやすくなりました。

あたたかいものを飲むとホッとして体全体もほぐれるような気がするので、潤い+リラックス効果を得るために、就寝前にも飲むようにしていました。

ハチミツは、炎症を緩和したり、抗菌・殺菌作用があると言われ、古くから民間療法などで利用されてきたものの一つです。

これは、ハチミツに含まれているグルコン酸などの有機酸の作用によるのではないかと見られています。

(参考:All Aboutより)

気管支炎 実践してみた対処法その他など

ツボ押し

ツボを押したらすぐにピタリと咳がおさまった、というようなことはありませんでしたが、ぐいぐい押しているうちにじんわりと効いてくるような感覚をおぼえました。

気道のチリチリした感じが少し和らぐ時もありました。

ツボの押し方にもコツがあったり、効き目が人それぞれだったりすると思いますが、私は「即効性というよりも、日常的に押して徐々に効果を高めていく」という印象を受けました。

ツボ押しは道具がなくてもできますし、お布団で横になっても押せるので、その点は手軽で非常に良いなと思いました。

呼吸器系には様々なツボからアプローチできるようですが、私がメインで押していたのは、腕にある『孔最(こうさい)』というツボです。

咳や痰、のどの痛み、鼻づまり、喀血などに効果を発揮します。慢性気管支炎や胸膜炎、喘息などに用いられます。

(参考:うち漢方より)

首のまわりをあたためる

レンジで蒸しタオルを用意して、首の後ろや鎖骨のあたりをあたためました。

実際に体の中を覗いて確かめることができないので(笑)感覚的な感想で恐縮ですが、血行が良くなると気道が広がって呼吸が楽になりました。

肋骨を背中側から前に向かってさする

激しい咳が続いたせいで、胸のまわりにも力が入ってコリかたまってしまっていたのですが、脇の下の後ろの方に手を当てて前の方に向かって肋骨を何度もさすると、だんだんほぐれて楽になりました。

縮こまっていた胸が広がり、いくらか呼吸がしやすくなりました。

梅干とおかゆ

『梅干は咳を鎮める』、とのことで、私はおかゆと一緒に食べるようにしていました。

止まらない咳で体力を消耗して食欲が落ちてしまっていたので、するするとおなかに入っていくおかゆはとても食べやすかったです。

やわらかいおかゆは腫れた喉への刺激も少なく、空腹も満たされ喉も潤い一石二鳥でした。

梅の東洋医学的効能は、唾液を分泌し、口の渇きを止め、肺の機能を回復させて空咳を鎮め……

(参考:イスクラ漢方薬局より)

もともと梅干が好きで前から食べていたので、『梅干の咳止め効果』は実際のところどうだったかはいまいちよくわからなかったのですが、酸っぱいものを摂取すると体がちょっとシャンとして元気をもらえたような気がしました。

弱った体でおかゆをすすりながら、

「おいしいなあ~…」

と、しみじみ思いました(笑)

最後に:気管支炎になってみて感じたこと

毎日、これといって特に意識することなく呼吸をしていましたが、これって生きていく上でとてつもなく重要な機能なんだな〜と改めて感じました。

そして「体さんよ、いつもありがとう!もうちょっと気をつけるように心がけるね」と思いました…。

健やかに過ごせるのってありがたいことですね。

気管支炎の体験談として綴ってみましたが、辛い症状でお悩みの方がちょっとでも楽になれば幸いです。

これからますます風邪やインフルエンザが流行るかと思うので、皆さんもどうかお気をつけください:)